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大学入学シリーズ3/4 どういう感じで受験でしたの?大学入学するにあたって大変だったことは何?

この記事は大学に入学するにあたり執筆した4本の記事のうちの1本です。 他の記事などについて知りたい時は、イントロ記事を参照してみてください。

どういう感じで受験でしたの?大学入学するにあたって大変だったことは何?

私は明治大学の総合数理学部先端メディアサイエンス学科というところに入学しました。 最終的には、自己推薦入試で合格しました。

先端メディアサイエンス学科は、英語表記ではFrontier Media Scienceとなります。 略してFMSとなるので、以後、FMSと記述します。

どういう感じで受験したの?

自分が入学したのが2019年ですが、2018年に一度、普通に受験をしています。 その後に、自己推薦入試によって、合格をもらいました。

明治大学の総合数理学部では、自己推薦入試を実施しています。 これは、高校での成績とか、学校推薦とかではなく、個人が自分の能力を示して自己を推薦するというものです。 高専時代の成績は決して悪い方ではなかったのですが、かなり古い成績だったし、なにより中退しているので学校推薦なんて貰えません。 そんな自分にとっては、最高の入試形態でした。 具体的な内容は各学科によって違いますが、FMSでは自分が書いたプログラムを提出し、プレゼンテーションをおこなうというものでした。 自分は既に仕事でプログラムを書いていたので、まさに自分の強みを活かせたと思います。

だからといって勉強を怠るのは意味がないので、もちろん勉強は別途進めていました。 以下、簡単な略歴です。

  • 2013年に会社に入社
  • 2015 ~ 2016年あたりから大学に行きたいと考えるようになり、根回しを始める
    • 具体的には実家の説得、学費の確保など
    • 2017年の頭くらいに学費の目処とかがつく
    • 2018年にteamLab Bordelessなど、大きな展示を控えていたので、それが終わったら受験しようと考えていた
  • 2017年10月に実家の事情とか、色々あって急いで受験をすることに
  • 2017年10月に興味のある研究をしている先生に連絡を取り、研究室の見学などをおこなう
  • 2017年11月から勉強開始して、2018年2月に受験
    • 志望していたところは全部落ちた(志望してない所は受かったりもしたのですが、この流れで妥協はないなってことで断りました)
  • 2018年3月から7月まで、勉強
  • 2018年7月、8月で自己推薦入試用のプログラムを作る
  • 2018年9月に自己推薦入試を提出
  • 2018年11月に2次面接があり、合格
  • 2019年4月入学

この間、チームラボの方の仕事も並行で進めていました。 正直しんどかったです。 自分の案件だけではなく、新人のOJTメンターとか、その他いろいろとやることがあったので、2018年は入社以来、一番忙しない一年だったかもしれません。

大学入学するにあたって大変だったことは何?

仕事を並行して進めることと、行政的手続きと、税金を払うことです。

仕事を並行して進める件については、そのままの意味なので詳細は割愛します。 時間というリソースの有限性を再確認しました。

まず、行政的手続きについてです。 2017年7月くらいから、勉強に集中するためにアルバイトに切り替えました。 そのため、いくつかの手続きが必要になります。

  • 会社への手続き(退職願とかいろいろ)
    • これはすぐ終わった
  • 厚生年金を国民年金に変える
    • 区役所に行く
  • 会社の健康保険から国民健康保険に変える
    • 区役所に行く

やってしまえばすぐなのですが、制度がどうなっているのか調べて、確認するのに時間がかかりました。

あとは税金の支払いです。これめっちゃつらいですね、税金って前年の年収ベースで計算されるので、地獄です。 社会人から学生になったら、一部税金控除する制度とか作って欲しいですね。


以上が、大学入学するまでの簡単な流れです。 現在はアルバイトで税金と生活費を確保して、大学に通うってことをしているのですが、二足のわらじは大変ですね。 とくにアルバイト言ってもタスクの質的には正社員時代と大差ないので、脳内リソースの使用率が半端ないです。 少しずつでも、学業側に集中できる環境にしていけないか、考えているところです。

もし、「卒業後にうちに就職して数年働いてくれるなら」など、条件相談の上、学費出してもいいよって企業様などありましたら、ぜひお声がけください。 全力で挨拶に行きます。

いまになって思うと、一番大変だったのはメンタルを持続させることだったかもしれません。 仕事もあるし、社会的評価も多少貰えているし、お金も稼いでいるのに、何故わざわざそれらを捨てて、これほど苦労してまで大学に入り直すのか…。みたいな思考との戦いでした。 特に、ほぼフルタイムで正社員時代と同様の仕事をしていたタイミングで、みんなが高額の賞与をもらえたのに自分がもらえなかった時は、すごいモチベーションが落ちました。 それでも、何だかんだで入学まで持ち込んだのは、なかなかの精神力だったのではないかと、今となっては思います。